お金の使い方や所有物の考え方、また仕事に関する雑記は他ページで管理しています。ここではそれらの具体的な話題を超えて、より広範で普遍的な視点を掘り下げたいと考えています。言い換えれば、ここでは先述の個別のテーマにも応用できる “普遍性のある思考の枠組み” をまとめることを目指しています。
新しいことへの挑戦と日々の変化が有意義な人生をつくる
大人になると毎日が退屈でつまらなく感じるというのは一般的な意見だと思います。アメリカの歴史学者であるPeter N.Stearnは、著書「Boredom in the Modern World: A History of Emotions, 1650-1900」(2016)で、「現代人が感じる退屈さの原因は産業革命と都市化の進行により人々の生活が一定化し、日々のルーチンが確立された結果である」と述べています。要するに厳格な時間管理と繰り返しの労働によって人々の生活は予測可能になったということです。決して悪い面だけではないと思いますが、私はここから抜け出すにはどうすれば良いのかなあという問いを常に抱えています。
Every Day is still Days One
Amazonの企業理念には「Every Day is still Days One(毎日が創業初日)」というものがあるようです。私はこの言葉を「今日が最初の一歩を踏み出し、新たな挑戦を始める日である」と理解しています。転職活動で停滞感を感じていたときや、大手SIerから内定を受けつつも技術者としての成長が見込めるかどうかで悩んだときなど、将来のために挑戦し続ける勇気をくれた言葉です。座右の銘を問われてこれを即答できるくらい脳に焼き付けたいほどです。(*1)
思えば私が勝手に尊敬している “元血液内科専門医でGoogle勤務のあの人” も、どこにそれほどのバイタリティがあるのかというくらい挑戦を重ねています。何かに挑戦したいけど億劫になったり、臆病になったり、面倒になったときにはこの言葉を思い出すようにしています。そうです。スマホのメモの中からこの言葉を見つけて、1年以上放置したこのブログもやっと再開することができました。
(*1) 少しカッコつけたかもしれません。実際には “挑戦” のマインドセットではなく、どこに行ってもやっていけるスキルを身に付けられる環境でないとこれからの人生100年時代に備えられないのではないかと考えていました。
(メモ) 成功している人(意義ある人生を送っているように見える人)は運が良かったと言うことが多い。なぜか?挑戦の数だけチャンスが増えて当たる確率が上がり、たまたま当たったことを運が良かったと言っているのではないか。アマゾンの先住民の雨乞いは必ず当たるという話は山口周さんが言っていた。それは当たるまで繰り返すから。もう少し考えて記事にしてみる。