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[TD4] 製作計画と部品リスト
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少し更新が空いてしまいましたが、TD4製作のマイルストーンを確認したいと思います。いろいろと要件を検討したいところですが、まずは教科書通りにいきましょう。CPUアーキテクチャの基礎を学ぶことが主な目的なので、応用的な機能については後回しにします。いずれは何か面白い機能を追加してみたいですね。
マイルストーン
マイルストーンとしては以下を考えています。
- 部品集め
- 設計環境の構築(ソフトウェア等)
- TD4構成要素を機能ブロックに分解
- 機能ブロック毎に部品配置&仮想配線作成(追加部品検討も併せて実施)
- 各機能ブロックの実装→デバッグ
- 結合→デバッグ
実装時間の短縮とバグ削減のため、仮想配線までしっかり考えてから作業に臨みます。きちんとレイアウトを設計してみるというのもTD4製作の一つのテーマだったりします。ただ、自分は大規模なユニバーサル基板を扱った経験が少ないので、上手くできるかどうか。
部品は早めに調達したいと考えています。事前に他の方々のブログを調査したところ、ダイオードネットワーク D9-1C というものが日本では入手困難なようでした。この部品があるかないかで実装の手間が大きく変わるとのことなので、何とか入手したいと思っていたところ、幸いチップワンストップで発見したので早速購入しました。デジタル回路の部品は在庫状況が変わりやすいので、必要なものはなるべく早く確保しておくと良いかと思います。
部品選びで気を付けているポイント
以下の点に気を付けています。
- ファミリの統一
今回は74HCシリーズで統一しています。74LSや74ACなど異なるファミリを混在させると、電気的特性の違いからトラブルの原因になることがあります。 - ICソケットの使用
必ずICソケットを使用します。はんだ付けミスの修正が容易になるだけでなく、ICが故障した場合の交換も簡単になります。 - 余裕を持った数量
特に重要なICは予備も含めて多めに購入しています。はんだ付けミスやIC自体の不良に備えるためです。
部品リスト
- ロジックIC(DIPタイプ)
- 74HC10 ×1
- 74HC14 ×1
- 74HC32 ×1
- 74HC74 ×1
- 74HC153 ×2
- 74HC154 ×1
- 74HC161 ×4
- 74HC283 ×1
- 74HC540 ×1
- ICソケット(板バネでも丸ピンでもOK)
- 14ピン ×4
- 16ピン ×7
- 20ピン ×1
- 24ピン ×1
- 抵抗
- 1/4w 100Ω ×2
- 1/4w 1kΩ ×10
- 1/4w 10kΩ ×9
- 1/4w 100kΩ ×4
- 1/4w 3.3kΩ ×1
- 1/4w 33Ω ×1
- コンデンサ
- 電解コンデンサ 10μF16V ×2
- 無極性電解コンデンサ 10μF 16V ×1
- セラミックコンデンサ 0.1μF ×12
- LED
- 好きな色 ×4
- ダイオードアレイ
- D9-1C ×16
- スイッチ関連
- 4bit DIPスイッチ ×1
- 8bit DIPスイッチ ×16
- プッシュスイッチ ×2
- トグルスイッチ ×2
- ユニバーサル基板
- サンハヤト ICB-98GU ×1
※高価なので分割サイズを2枚でも良いでしょう
- サンハヤト ICB-98GU ×1
- 電源周り
- ACアダプタ 5V ×1
- コネクタ(ACアダプタ接続用) ×1
- タイマー用ブザー周り
- 電子ブザー(自励式) ×1
- 74HC04(ドライブ回路用) ×1
- 14ピンICソケット ×1
- その他
- クロック確認用LED
- アドレス確認用LED
- 基板スペーサー
この記事を書いている間にも少し調達してきました。電子部品屋さんが近いと楽ですね。
