移転前のサイトからの転記です。日付は当時のものを使用しています。文言などは若干修正を入れています(7年前なので表現が若くて恥ずかしい……一部修正済み)。
TD4関連記事は4bit-CPU TD4で管理しています。
コツコツとデバッグを進めていまして、ついに完成しました。各基板の組み方は当初の想定よりもだいぶ変わってしまいましたが、3段構造が格好良くて気に入っています。もう触れることもないと思うので、コンパクトにまとまっていて保管もしやすそうです。笑
TD4のプレートは某所に置いてあったレーザーカッターを使用しました。全体の支えにしているアクリル基板はホームセンターで切断してきました。DIPスイッチが安っぽく見えることを除けば(実際安いですが)、配線もそこそこまとまっていて良く出来たのでは……と思っています。
背面には出力ポートのピンソケットが実装されているので今はブザー回路基板を繋いでいます(宣言通り、カウントダウンタイマのプログラムが実行できます)。加えて命令一覧を記した紙と、製作期間である「2016.2.8→2016.10.11」の文字。これを書いたときに肩の荷が降りました。
今回の製作で当初の目的だったCPUの仕組みを知り、また「俺はCPUを作ったところがある」なんていう一生有効な心の肩書き(?)も手に入れることができました。正直、これを創っている間にも色々とやりたい事が溢れていたので今から凄く楽しみです。最近読んだ “星を継ぐもの” のヴィクター・ハント博士に憧れ、エレクトロニクスに燃えています。次はFPGAに手を出してみようと思っています。
10ヶ月間、お疲れ様でした。